むくみやすい人の生活習慣って?見直したほうがいいのはどんな点?

むくみは、細胞と細胞の間に水分がたまってしまった状態を指します。体内に摂取した水分は、血液やリンパの流れとともに体全体で循環しています。

ですが、この循環が滞ると、体の一部に水分がたまり、むくんでしまいます。

体のどの部分がむくむのかは、体質や生活習慣によって異なります。一般的には、以下のような生活スタイルを送っている人が、体内の水分が滞りやすい傾向があります。

姿勢の見直しと運動不足の解消はすぐに取り組むべき

まず、長時間同じ姿勢を取っている人です。デスクワークが多いと、座りっぱなしになりますし、接客業の人は立ちっぱなしになります。

重力によって水分は下に流れていくので、足や手がむくみやすくなります。

次に挙げられるのが、運動不足です。体を動かす習慣がないと、筋肉が衰えるので、血行が悪くなります。

すると、足に届いた血液が容易に心臓まで戻ることができないので、下半身で滞ってしまいます。

また、食べ物も体内の水分バランスに大きな影響を与えます。体内の水分は、ナトリウムとカリウムによってバランスが保たれています。

ですが、ラーメンやファストフード、スナック菓子など、塩分の多い食事を日常的に取っていると、ナトリウムの濃度が高くなり、バランスが崩れてしまいます。

では、生活習慣をどのように改善したらよいのでしょうか。

生活習慣の改善は摂取する塩分の見直しから

長時間同じ体勢で過ごす時間が多い人は、間にストレッチをするなどして、体を動かすようにしましょう。

そして、休憩時間は、足を高くして座るなどの工夫をすると足にたまっている血液が心臓に戻りやすくなるので、むくみが和らぎます。

運動不足が原因の場合は、定期的に運動をする習慣を身につけることです。ジムに行く時間がない人は、一駅分歩いたり、階段を使うなど、日常生活の中で体を動かすような努力をすることが大切です。

食生活では、塩分は控えめにし、野菜などに含まれているカリウムを積極的に取るよう心がけます。

体内でカリウムの量が増えると、むくみを引き起こすナトリウムの濃度が薄くなるので、尿として排出されます。その後は、カリウムを補給し、水分バランスをととのえるようにします。

カリウムを多く含むのは、アスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜類、イモ類、プルーンやバナナなどの果物類、海藻類です。

過剰に摂取したカリウムは尿から排出されるので摂取目安量は特に定められていませんが、腎臓疾患がある人は血圧を上げるので注意しなければいけません。

また、ハトムギ、黒豆、とうもろこしのひげ、ごぼう、ルイボスなどの利尿作用があるお茶を飲むのもおすすめです。